Amazon RDS for Oracle(Oracleのためのマネージドリレーショナルデータベース)
Oracle 用 Amazon RDS のライセンシングモデルは、「ライセンス込み」と「ライセンスを自分で用意 (BYOL)」の2つがあります。「ライセンス込み」サービスモデルでは、Oracle のライセンスを別途購入する必要はありません。Oracle Database ソフトウェアのライセンスは、AWS によって付與されます。「ライセンス込み」料金は 1 時間當たり 0.04 USD からとなっており、ソフトウェア、ハードウェアリソース、および Amazon RDS 管理機能が含まれています。既に Oracle Database のライセンスをお持ちの場合は、「BYOL」モデルを使用して Oracle データベースを Amazon RDS 上で運用できます。料金は、1 時間當たり 0.025 USD からとなっています。「BYOL」モデルは、Oracle データベースライセンスをすでにお持ちか、新しいライセンスを直接 Oracle からご購入希望のお客様に適しています。 詳細については、
料金は時間単位となっており、初期費用や長期の契約は不要です。さらに、リザーブド DB インスタンスを 1 年間または 3 年間予約できる権利を購入することもできます。リザーブド DB インスタンスとは、DB インスタンスごとに低額の予約金を前払いしていただく代わりに、時間當たりの利用料金を大幅に割り引くものであり、実質的なコストは最大 48% 削減できます。
Amazon RDS for Oracle の DB インスタンスは、スタンダードストレージとプロビジョンド IOPS ストレージのどちらでもプロビジョニングできます。Amazon RDS のストレージの選択肢の 1 つであるプロビジョンド IOPS は、I/O パフォーマンスが高速、予測可能、および一定となるよう設計されており、大量の I/O が発生するトランザクション指向 (OLTP) のデータベースワークロードに最適です。
さらに、Amazon RDS for Oracle ではレプリケーションの使用が容易であり、本稼働のワークロードのための可用性と信頼性が向上します。マルチ AZ 配置オプションを使用すると、ミッションクリティカルなワークロードを運用するときの可用性が高まります。障害が発生したときも、プライマリデータベースから、同期レプリケートされたセカンダリデータベースに自動的にフェイルオーバーできます。アマゾン ウェブ サービスのすべてのサービスと同様に、初期費用は不要です。使用したリソースに対してのみ支払いが発生します。